古い食器の汚れ「陶器」長年のベタベタ・黄ばんだ汚れの落とし方を伝授!

お掃除

年末に向けておうちの大掃除を考えている人も多いと思います。食器棚で長く眠っていた古い食器、中でも陶器は気付かぬうちに黄ばみ汚れが目立ってくるもの。

大切な食器だし捨てるには惜しい…。そんな時は少し手間をかけて綺麗にしてあげるだけで、見違えるようになりますよ!

ポイントは漂白と研磨!大切な食器を傷つけないコツもお伝えしますので、記事を読んで是非試してみてください!

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古い食器の汚れ!?祖母から譲り受けたが熱湯につけても落ちない汚れはどうする??

食器を大切に使い続けると、だんだんと黄ばんでいってしまうことがよくあります。ご家族で受け継いでいる食器であればその年期も相当でしょうから、一体何の汚れがついているのかわからない!なんてこともあるでしょう。

特に装飾の凝ったデザインや、デコボコした表面などに汚れが目立っていませんか?この汚れ、多くが食べ物に含まれるたんぱく質や油が時間をかけて変性し、固まってしまったものなのです。洗いづらいところに少しずつ溜まっていってしまうのですね。

ちょっとした汚れであれば食器用中性洗剤や熱湯で洗うことで落ちますが、汚れに年期が入っていればいるほど落ちにくくなってしまいます。

それではこんな年季の入った黄ばみ汚れはどうしたらサッパリ綺麗になるのでしょうか?ここでは漂白、研磨の2つの方法をお伝えしていきます。

☑キッチン用漂白剤を使用する

薬局やホームセンターで購入できる、キッチン用漂白剤で汚れごと真っ白にしてしまう方法です。漂白剤には強い酸化作用があり、色素を分解する力があるだけでなく、除菌・除臭を同時にすることもできます。

使用する漂白剤の説明書き通りに水で薄め、つけ置きをしてから水でよくすすぎます。濃度にもよりますが、30分から1時間で頑固な汚れもしっかりと落としてくれますよ!

注意点としては、漂白剤には使えない食器や塗装があり、無理に使うと食器を痛めてしまうことがあります。漂白剤や食器の注意書きをよく読んで使ってください。

また酸素系と塩素系の漂白剤を混ぜたり、同じシンクで使ったりすると有毒なガスが出て人体にとって大変危険です。これも表示をしっかり確認し、換気を十分に行って使いましょう。

☑研磨剤やメラミンスポンジで汚れを削る

 こちらも薬局やホームセンターで手に入れられるものを使います。研磨剤を付けた布や、メラミンスポンジで汚れを直接こすり、削り落としてしまうのです。特にメラミンスポンジは水でぬらすだけで汚れを落とす効果が非常に高いので、とても便利です。

 強い力をかけると食器を痛めてしまいますので、最初は優しくそっと円を描くようにこすりましょう。また柄物や塗装がついているものははがれてしまう可能性があるので、目立たない場所で試すなどしてから汚れをこすると安心です。

メラミンスポンジの「毒性??」って気になるわー!?便利だし安全な使い方はないの??

さて、そんな便利なメラミンスポンジですが、毒性があるなんていう怖い噂も聞きますよね。

食べ物を乗せる食器に使って大丈夫なの?

と心配になるかもしれませんが、結論から言うと、肌を直接こすったり、カスを食べたりしなければ安全です!

なぜ毒性があると勘違いされやすいかというと・・・

メラミンスポンジの成分に関係がありそうです。メラミンスポンジは「メラミン」と「ホルムアルデヒド」でできています。これらは単体で食べたり吸い込んだりすると、確かに人体に害を及ぼします。

しかしメラミンスポンジはこれらが化学反応を起こしてできた「メラミン樹脂」という全くの別物です。そのため食器を洗う程度で人体への害は心配ないのです。

ただし研磨する能力が非常に強いので、その意味で肌をこすったり、カスを食べたりするのはやめたほうが良いでしょう。

まとめ

大切な食器は綺麗な状態で長く使いたいですよね。諦めていた黄ばみ汚れも、これらの方法で何とかできるチャンスが残っています!
用意するものも手に入れやすい簡単なものばかりなので、ぜひお家で試してみてくださいね。

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