30代共働きの夫婦では、お互いの収入を知らないという家庭も増えています。
とはいえ、相手がどのくらい稼いでいるのか?貯金はどのくらいしてくれているのか?心配になることもありますよね。
お互いにそれなりの収入があれば一般的に家計は回ると考えられていますが、お互いの収入をオープンにしている家庭の方がトータルの貯蓄額が多いという調査もあります。
今回は「旦那さんの収入を知られずに調べるための方法」をご紹介したいと思います。
夫の年収の調べ方として課税証明書なら知られる心配はありません。
「課税証明書」という書類を知っていますか?
これは市区町村が発行している証明書で、個人の所得や課税状況・扶養状況などが記載されています。
本来はローンを組むときや、お子さんがいる場合は児童手当や保育園の手続きをするときなどに求められるような証明書ですが、もちろん請求する理由は何でも構いません。
家計を共にしている夫婦であれば本人の同意書を用意する必要がなく、旦那さんに知られずに発行することが出来ますよ。
これには前年度分の所得が記載されているので、月々のお給料やボーナスもすべて含めて旦那さんがいくら稼いでいるのかを知ることができます。
もちろんそこから税金や年金、保険料等を支払っていますし、積み立てなど会社に徴収されるお金がある場合も多いので、満額を貰っているわけではありません。
支払うべき税金の金額は課税額(いくら税金が課されているのか)欄を見ればわかるので、大体の手取りは計算することが出来ます。
この書類の発行手続きは市区町村によって少しずつ違いがありますが、多くの場合は直接役所に赴き、簡単な書類への記入だけで済みます。身分証明書の提示と印鑑が必要です。そして発行手数料も必要な場合が多いので、準備していきましょう。おおよそ300円程度が相場です。
給料を全額渡す夫と、全額渡してくれない夫の本音の違いは?
お互いの収入をどこまでオープンにするかは家庭によって様々ですが、給料を渡してくれる旦那さんと、そうでない旦那さんの考え方にはどのような違いがあるのでしょうか。
その違いの一つには、
旦那さんがお金を自分で管理することを面倒だと感じるタイプか、
お金についてマメに話をすることが面倒だと感じるタイプか
にあると言えます。
給料を全額渡す旦那さんは一般的に家計のことは奥さんにお任せし、貯蓄に関しても口を出さないタイプの人が多い傾向にあります。
奥さんが一括で管理できるので家計のお金の出入りをすべて把握できるというメリットがある一方で、もしもの時にお金の管理の仕方が共有できていないと困ることもあるでしょう。
また給料を渡さない旦那さんは、毎月お金をやり取りすることが面倒に感じていたり、口を出してもらいたくなかったりするタイプの人が多いと言えるでしょう。
それぞれが自分の稼いだお金を自由にできるというメリットがあるという一方で、家計全体の収支が分かりにくくお金も貯まりづらい傾向にあります。
どちらにせよ、夫婦が健康で安定した収入が続けば問題ありませんが、急に大きなお金が必要になったり、どちらかの収入が減ったりしたら困ります。そのため共有すべきことはきちんと話合う必要があるでしょう。
まとめ
旦那さんの給料を知りたい!という場合は役所の簡単な手続きで「課税証明書」を発行してもらうと、本人に知られることなく調べることが出来ます。
しかしながら、これからなが~く続いていく夫婦関係。どこかのタイミングで今後の家計のやりくりや貯蓄について、しっかりと話し合う機会を設けられるといいですね。
全てをオープンにする必要はありませんが、貯蓄の目標や現状、もしものことが合った場合については是非共有しておくことをおすすめします。
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