プランターの土を再生させるリサイクル材で古い土が簡単に蘇る?

ガーデニング

一年間綺麗な花を咲かせてくれたプランターの土、植え替えのタイミングになると、どうやって処理したらいいのか困りますよね。燃えないゴミとして回収してくれる自治体もありますが、そうでなかった場合専門業者に預けるのはお金も手間もかかります。

そこで今回はプランターの土を家庭で簡単によみがえらせる方法をご紹介します。

①ふるい
 ↓
②消毒
 ↓
③栄養分を補う

の3ステップでふわふわの土が出来上がりますよ!

ゴミも減らせてまた再び元気な土として利用できるのでとってもエコ!是非参考にして役立ててみてくださいね。

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プランターの土を再生!ふるいにかけ熱湯消毒で水はけと風通しを良くする!

古くなったプランターの土には、病原菌のつきやすい根の切れ端や、壊れた土の粒子が多く含まれ、場合によっては病原菌そのものが住んでいることがあります。

これらを放置すると悪い菌が増え、花や作物に悪影響を及ぼします。そのためこれらの不要物を取り除く作業が必要になります。

そんな時にやってほしいのが土のふるいがけと、熱湯消毒です。

プランターの土をほぐし、広げたビニールシートの上で土をふるいましょう。
専用のふるいもホームセンターに売っていますが、無ければ目の粗いざるでも大丈夫です。

ふるいにかけることで根の切れ端や分解しきれていない植物の葉などを取り除くことができ、粒子が揃います。
この作業を丁寧にすることによって再生した土も長持ちさせることが出来るだけでなく、土が柔らかくなるので植え替え作業もとてもやりやすくなります。

ふるいがけが終わったら、熱に強い容器に土を移して、上からたくさんの熱湯をかけます。
全体に熱をしっかりかけられるよう、まんべんなくお湯にくぐらせてください。
この熱湯消毒によって土の中の菌を殺し、植物の病気の原因を取り除くことが出来ます。

粗熱がとれたら黒いビニール袋に移し、なるべく袋の中で平らに広げて日の当たるところに放置しておきます。

夏場で10日、それ以外は一ヶ月程度、たまに混ぜ返しながらしっかりと日光消毒することによって殺菌効果が高まります。

もし以前育てていた植物が病気にかかった痕がなく、ひどく長く使っていた土でなければ、この日光消毒だけで済ませられる場合もあります。土の状態を見て調整してみてくださいね。

プランターの土の再生方法でリサイクル材を混ぜると土も生き返る!

殺菌した土は栄養分が少なく、また自浄効果もない状態です。そのためこのまま再利用することはできません。腐葉土を混ぜ込み発酵させて再生することもできますが、さらに時間がかかってしまうので、すぐに使いたい場合は便利なリサイクル材を使いましょう。

リサイクル材の中には、たい肥や牛糞、軽石などがちょうどいいバランスで配合されています。熱湯消毒によっていなくなってしまった植物に必要な菌を補い、栄養素を混ぜ込むことが出来るので再びプランター用の土として生き返らせることが出来るのです。

リサイクル材はホームセンターなどで購入することが出来ますよ。メーカーによって土に混ぜ込む分量が異なりますので、説明書きに従って使ってみてください。

まとめ

古い土を捨てるにも手間がかかるし、新しい土を買うとなるとそれなりに費用もかかります。そんな時は自分で土の再生をしてみると、ゴミも費用も減らせて大変お得です。

大切な植物を育てるために土づくりから手間をかけてみると、更に作物にも愛着がわくと思いませんか?便利なリサイクル材を使えば難しい発酵させる作業が要らないので、初めてでもふかふかの土を作り上げることができます。

お天気の続く頃合いを見計らって、ぜひ試してみてくださいね!

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