神様に、我が子の誕生を報告し、成長をお祈りする、「お宮参り」。
産院での1カ月検診をのぞいては、我が子との初めてのお出かけとなるケースも多いかと思います。
とても嬉しいことであると同時に、初めてのお出かけだと不安に感じる部分もありますよね?
色々とある中で、お出かけするとき不安の一つが「抱っこ紐」なんですね。
赤ちゃんとのお出かけに欠かせない便利アイテム「抱っこ紐」ですが、お宮参りでは、どのように使われているでしょうか。
そこで今回は、その抱っこ紐についてまとめてみましたので参考にしてください。
お宮参りの抱っこ紐を「たて抱き」だとどんな使い心地なの!?
「生後1か月で行う」と思われているお宮参りですが、実は、生後1か月過ぎたらいつ行ってもいいのです。
となると、できるだけ真夏や真冬、参拝客の多い時期を避け、ゆっくりとお宮参りを行いたいのが、親心。
最近では、「お宮参りは生後たってから」というケースも珍しくありません。
また、少しでも安心してお出かけできるよう、「首がしっかり座ったらお宮参りに行こう!」というご家庭も増えてきました。
個人差はありますが、多くの場合、赤ちゃんの首が座るのは、生後3~4か月ごろ。
このころは、赤ちゃんの体重もぐっと増え、徐々に「横抱き」がつらくなってきます。
お宮参りは、抱っこ紐を使って「たて抱き」で行いましょう。
抱っこ紐って、ものすごく優秀アイテムで、肩・腰両方をしっかりベルトで支えるタイプの抱っこ紐を使うと、2~3歳ごろの子供も、抱っこがとても楽にできちゃうのです!
「たて抱き」をしていると、「産着の下から、赤ちゃんがひょっこり顔を出す」という、ほほえましいシーンも簡単に演出できます。
神社にいる人全員にかわいい我が子を見てもらうことができるため、親としては言うことありません。
もちろん、生後1か月でお宮参りに行く場合も、抱っこ紐さえしっかり選べば、「たて抱き」でのお宮参りも可能となります。
ただし、赤ちゃんの顔はママの胸元で支える形となり、他の人からは赤ちゃんの顔が見えにくくなってしまう可能性があります。
そうなると、参列者の集合写真を撮っても、主役のお顔が映らないため、なんだか物足りなく感じてしまうかも…
その場合は、ママの肩越しに、赤ちゃんのお顔を撮影してあげましょう。
「ママに抱っこされてすやすや眠る」かわいい姿も、なかなかいいものですよ。
お宮参りの抱っこ紐を「よこ抱き」気になる使い心地はどう!?
一般的に「お宮参り」は、生後1か月ごろ行います。
このころの赤ちゃんは、基本は「よこ抱き」。
生後1か月ごろは、首も体もまだまだふにゃふにゃしています。
そんな赤ちゃんの体でも、「よこ抱き」抱っこならば、しっかり支えてあげられます。
しかし、「よこ抱き」の場合、腕全体に赤ちゃんの全体重がかかるので、腕だけで赤ちゃんを抱っこすることって、実はすごく大変なのです!
また、お宮参りのころの赤ちゃんの体重は、およそ4~5キロほどになっています。
そんな赤ちゃんを連れて、神社の境内を移動するのです。
もしも、抱っこ紐なしで移動するとなると…考えただけでも、その大変さが伝わってきそうですね。
それに、万が一、赤ちゃんを抱っこする手が滑ってしまったら、それこそ一大事!!
安全にお宮参りを行うためにも、積極的に抱っこ紐を活用しましょう。
抱っこ紐で赤ちゃんを持ち上げる瞬間は、ママの肩に赤ちゃんの体重がぐっとかかるため、ずっしりと重く感じるかもしれません。
でも、いったん持ち上げてしまえば、あとは肩・腕へと赤ちゃんの体重が分散されるので、それほど重さは感じなくなります。
腰ベルト付きの抱っこ紐の場合、腰にも赤ちゃんの体重が分散されるため、もっと楽になりますね。
最近では、赤ちゃんをしっかり包んでくれる、ということで、「スリング」も人気となっています。
どちらの場合も、赤ちゃんのお顔が産着から見えるよう、少し高めの位置で抱っこしてあげるといいと思います。
まとめ
「お宮参りでは、抱っこ紐は必要ない」という意見もあるようですが、赤ちゃんの安全を第一に考えた場合、抱っこ紐があった方が、安心です。
ちなみに、ご祈祷の時、抱っこ紐を装着したままでも問題はありません。
(それよりも大切なことは、赤ちゃんのご機嫌だそうです。)
何かと大変な、赤ちゃん連れのお出かけ。
抱っこ紐を使うことで、せめて抱っこぐらいは楽しちゃってください。
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